ミーのなやみ

「ミーのなやみ」は、認定NPO法人3keysが制作する子ども向け啓発動画です

暴力・いじめ・性被害など…ひとりでも多くの子どもたちが、自分を守る知識を身に着けられるように
暴力・いじめ・性被害など…
ひとりでも多くの子どもたちが、
自分を守る知識を身に着けられるように
暴力・いじめ・性被害など…
子どもたちは何がそれらにあたるのか、
実際に学べる機会はあまりありません。
「これは私が悪いから我慢しなくちゃ…」
「私よりも酷い目に合ってる人もいるのに悩むなんて、
死んでしまいたい…」
私たちのもとにはそんな子どもたちからの声が
たくさん届き、この動画を制作しました。
「ミーのなやみ」は、
認定NPO法人3keysが制作する
子ども向け啓発動画です

日本の子どもたちの現状

増え続ける虐待・いじめの数
児童虐待、不登校、いじめ、自殺、貧困、望まない妊娠等、子どもや若者を取り巻く現状がとても不安定になっていることをニュースなどで感じている方も多いのではないでしょうか。児童虐待は2018年度に約16万件(前年度13万件)となり、過去最高値となりました。また、7人に1人の子どもが貧困状態に置かれています。子どもたちの基盤となる家庭の中で、虐待や貧困に苦しむ子どもたちも少なくありません。
家庭に次ぐ子どもたちの居場所である学校では、不登校が2017年度で19万人(前年度13万人)、いじめが2018年度で54万件(前年度41万件)と、どちらも過去最高値となりました。子どもたちにとって、メインの居場所であるべき家庭と学校が安心できる場所ではなく、暴力や暴言、貧困やいじめなどに苦しむ場所になりつつあります。
一方で、家庭や学校が怠けているのかというと、そういう訳でもありません。親も教員も非常に負担が重い中で日々生活をしており、子どもたちに十分な愛情や教育どころか、向き合ったり、一緒にいる時間を作ることも難しい状況にあります。
人生の中で10代という多感な時期を過ごしている子どもたちは、自分を守る術や、誰かに助けを求める術、将来についてゆっくり考える機会など、あらゆる文化的・教育的なものが保障されておらず、虐待やいじめ等、深刻な悩みが発生しても、ひとりで抱え、必要以上に自分を責め、更に心を閉ざしたり、中には生きる意味を見失うケースも少なくありません。
「悪いのは自分。自分がもっといい子にならなくては・・」

児童相談所の虐待通報ダイヤル(189)に寄せられる相談の相談者の内訳を見ると、子ども本人からは1%と非常に低い状態にあります。

その背景には、虐待通報ダイヤルの認知度が十分でないこともありますが、それ以上に、子ども自身が自分が受けているものが虐待や、いじめだとも知らず、自分を責めたり、自分がもっと頑張らなくては、価値のある人にならなくては、と思っているケースが多いのです。その結果、更に自分を追い詰めたり、誰かに相談してはいけないと思っているケースが少なくありません。

以下は、私たちの活動に匿名で寄せられている子どもたちからの声のほんの一部です。自分が悪いかもしれないという思いから、匿名でなければ打ち明けることすらできないほど、追い詰められた子どもたちの現状があります。

・いつも死ぬことばっかり考えてる子供でごめんね。頑張れなくてごめんね。普通になれなくてごめんね。泣いてばかりでごめんね。言いたいことはたくさんあるのに言葉に出来ないのほんと生きてる価値ないよね。私立の高校なんて行ってごめんね。学校辞めたいだなんて言ってごめんね。通信にしたいだなんて言ってごめんね。生きたくないけど死ぬのは怖いから今日も生きてる。死ねなくてごめんね。病気になりたいだなんて思ってごめんね。通り魔とかで刺されたいなんて思ってごめんね。交通事故で楽になれたらなんて思ってごめんね。こんなことばっか考えてる自分が嫌いで好きになれる自分じゃなくてごめんね。ごめんねしか言えない自分でごめんね。楽になりたい。

・お母さんに無理やり中学受験をさせられる事になって、学校から帰ってきてご飯までずっと勉強させられています。私も本気で頑張っているけど、中々テストでいい結果を取れなくてC判定以下をとると怒鳴られてスマホを使わせてもらえなくなります。

・兄の首を息ができないほど締めつける父親がいる。もう嫌や、死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい

・私は物心ついた時から、お母さんに「バカ」、「頭おかしい」、「お前なんか産まなきゃよかった」と言われ続けてきました。でも遊びには連れてってくれるし、ものだって買ってくれます。なので、親の暴言を我慢した方がいいでしょうか?あと、最近部活で同じ学年の人に仲間外れにされます。喋っても無視されて、反応したとしても「いたんだw」と言われます。どうすればいいでしょうか。

・父が母に対して気に食わないことがあると、すぐ暴言を吐きます。早く死ね、飯まずい、つかえないなどと言い、仲直りする時はお金を払わせるか自分の欲しいものを買わせます。怒っていない時は仲もよく楽しいのですが、喧嘩すると過激過ぎて怖いし母が可哀想です

・学校が自分に、合ってなく学校が始まってから、ネットでの嫌がらせや、学校に行ったら影で言われたりその態度を外に出されたり、嫌な思いをしています。クラスに入るのも嫌で友達関係がうまくいっていません。学校に行くのが嫌でなにも楽しくないし、行くだけで嫌になります

・中学校で無視や遠回しに悪口を言われたりトイレにトイレットペーパーを投げ込まれたり荷物を廊下に投げ出されたり教室から締め出されたり殴られたりしている

・クラスの男子全員で菌扱いしてくる。明るいふりしてるけど実際傷ついてる。女子はみんな知らんぷり。影でこそこそやってそうで怖い。

ミーの悩みについて

「正しい知識」は自分を守るための武器になる

虐待やいじめ、DVなどは、大人や社会も未だに十分に認知・理解していない現状があり、学校や家で正しく教わる機会が少ないです。

私たちは、誰かに相談する気力すら失った子どもたちに、虐待やいじめ、DVなどの正しい知識をつけてもらい、自らを必要以上に責めないこと、自分は悪くないこと、誰かに助けを求めてよいことを伝えています。

この子ども向け啓発動画「ミーのなやみ」では、子どもたち自身が動画のキャラクターである羊(ミー)が抱える悩みを客観的な立場から見ることで、自分が置かれている環境についても改めて考えることができるように構成をしました。そして、動画から学ぶだけではなく、悩みに合わせて相談先なども紹介しています。

Youtubeは10代が最も利用しているWebツールでもあります。少しでも多くの子どもたちが、正しい知識を身に着けることで、助けを求めることすら恐れている子どもたちに、必要な一歩を踏み出す機会を作っています。

すべての子どもたちに届けるためのこだわり

  • 年齢・性別も関係なく見れる
    「性的虐待は女の人が受けるもの」「僕はもうお兄さんだから我慢しなくては」そう思って我慢しないために、年齢・性別がわかりづらい羊で描きました。
  • 重すぎず、軽すぎない
    本来は深刻なものですが、すべての子どもたちに届けるために、教科書的すぎない作りを目指しました。閲覧者のほとんどが最後まで動画を閲覧しています。
  • 最適な相談先も紹介
    なやみに合った相談先(選考済み)の紹介も行うことで、少しでも思い当たる時にすぐに相談できるようになっています。字幕をONにすると、ふりがなもつきます。

動画をみる

家族・親戚編虐待や不適切養育(マルトリートメント)を知る
恋人・パートナー編デートDVを知る
いじめ編学校や部活、塾などでのいじめを知る

※順次増やしていく予定です(体罰編、性被害編…)

※スマートフォンで本サイトから動画をご視聴いただく場合、悩みの相談先の紹介ボタンが表示されません。 紹介先をご覧になりたい場合は、youtubeアプリまたは、パソコンから動画をご視聴ください。

ミーのなやみチャンネルはこちらから

虐待でつらい思いをしている子どもたちに、メッセージを届ける
「家族・親族編」の監修吉田 恒雄 氏認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク・理事長
虐待でつらい思いをしている子どもはたくさんいます。目黒の事件で命を落とした結愛ちゃんのように、これらの子どもたちは、親からの否定的な言動で、「自分は悪い子だから、叩かれてもしかたがない」と思ってしまいがちです。そうした子どもたちに、「あなたがされていることは、虐待なんだよ」、「あなたが悪いのではないよ」とのメッセージを伝え、子ども自身がSOSを出し、それをおとながしっかり受けとめ、子どもを確実に守ることが大事です。「ミーのなやみ」を通して、一人でも多くの子どもが力づけられ、救われることを願っています。
デートDVは10代にとって身近な問題。当事者を救うためにも知っておいてほしい
「恋人・パートナー編」の監修阿部 真紀 氏認定NPO法人エンパワメントかながわ・理事長
交際している3組に1組に起きている「デートDV」は10代にとって身近な問題です。一人でも多くの若者に「デートDV」を知ってほしい…自分を大切にしてほしい…そんな思いで日々活動をしています。今回動画の制作に監修として携わることが出来てとても嬉しく思います。24時間いつでもどこでも気軽に見れるYoutubeを使ってデートDVについての情報が広がり、私たちの目指す暴力のない社会へとつながりますように!


1本1分程度の動画です。学校現場・学習会・講演会
などでもぜひご活用ください。
どのようにご活用いただいたか、ご感想・ご意見も
お待ちしております。

メディアでも取り上げていただきました

  • 「虐待など知るアニメ動画東京都のNPOが配信」
  • 「自分が受けているのは虐待?子供に向けて啓発アニメ」
  • 「虐待防衛の啓発アニメ子ども向けにNPOが作成」

運営団体「認定NPO法人3keys」について

3keys(スリーキーズ)は「ないがしろにしていい子どもたちはいない」と考えています。2009年より、子どもたちの視点から足りないものを社会に増やしていくことを目指し、既存の支援では足りていない子どもたちの支援や、サービスを作ってきました。頼れる大人がいない/少ない子どもたちこそが利用しやすい支援やインフラ整備、情報発信をしていくことを目指して活動しています。
詳しくはこちらから:https://3keys.jp

※単発での寄付や法人寄付はこちらから

Q&A

  • 「ミーのなやみ」の動画使用は許可を得る必要はありますか?
    いいえ、動画の活用は許可は必要ございません。ただし、違法ソフトなどでのダウンロードはご遠慮ください。ぜひたくさんの子どもたちや、大人に知ってもらうためにもご活用ください。ただ、今後の啓発や制作にも活かすことができますので、ぜひ活用事例・感想を寄せていただけるとありがたいです。また、動画や画像を編集して使用する際には、koho[at]3keys.jp([at]を@に変更してください)より、事前に許可を得ていただけますようお願いいたします。
  • 寄付をすると何に使用されますか?
    「ミーのなやみ」の動画制作、学校や子どもたちへの周知・啓発をはじめ、子どもたちの権利保障にまつわる活動費として活用させていただきます。