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2019.10.24
メディア

【プレスリリース】自分が受けているものが「虐待・暴力」だと知らない子どもたちをなくしたい。NPO法人がYoutube動画の特設サイトオープン。

認定NPO法人3keysが配信する子ども向け啓発アニメ動画「ミーのなやみ」の特設サイトが10月24日にオープンしました。現在は、家族・親戚からの「虐待・マルトリートメント」を知ってもらうための動画4本と、恋人・パートナーからの様々な暴力を知ってもらうための動画5本を先行配信しています。今後は学校やアルバイト先などでのいじめ・暴力や、性被害などを知ってもらうための動画も追加していく予定です。
https://3keys.jp/mee

10月24日オープンの特設サイト

自分が受けているものが「虐待」と知らない子どもたちをなくすために

2018年度の児童虐待発見件数は、過去最大値の16万件(厚生労働省)となりました。一方で、児童相談所への虐待通報の児童本人による虐待の相談は全体のたった1%です。頼れる大人が周りにいない子どもたちのための相談サイトを運営する認定NPO法人3keysは、子どもたちの中には自分が受けているものがそもそも「虐待」「マルトリートメント(不適切養育)」であることすら知らない現状を痛感し、10代の利用率の高いYoutubeでの動画配信を開始しました。

児童相談所での虐待相談の内容別件数の推移

また昨年度1年間に自殺した小中学生と高校生は332人で、昭和63年度以降、最も多かったことが文部科学省の調査で明らかになりました。一方で、自殺の要因をみると、家庭の問題が41人、親などの叱責が30人、進路の悩みが28人、いじめが9人などとなっていますが、最も多かったのは不明という回答で194人、全体の6割近くに上りました。

1分でわかりやすく「虐待」や「デートDV」を伝え、相談先も紹介

子ども向け啓発動画「ミーのなやみ」は、羊のキャラクターを中心に、「虐待・不適切養育」や、「デートDV」の各場面を、年齢・性別を問わない、重すぎず・軽すぎない表現で、各1分程度で伝えています。

家族・親戚編のワンシーン(ネグレクト)

家族・親戚編のワンシーン(性的虐待)

また、もし自分が同じような場面に遭っている場合に、すぐに助けを求められるよう、悩みに合った相談先の紹介を動画内で行っています。

家族・親戚編のワンシーン(相談先の紹介)

10代のカップルの4割近くに起きているデートDVを知る

特設サイトオープンと同時に新たに配信している「恋人・パートナー編」で伝えるデートDVは、交際経験のある中・高・大学生の38.9%が被害に遭ったことがある(2016年全国デートDV実態調査)という、実は子どもたちにとって身近にある問題です。

3keysが運営する10代のための支援サービス検索・相談サイト「Mex(ミークス)」でも、2019年7月~9月に恋人・パートナーからの暴力(暴言・性被害含む)でサービスを絞り込んだユーザーは1,100人に上りました。

デートDVから思いがけない妊娠による高校の中退、その後ひとり親家庭になった場合の経済的困窮、結婚した場合でも子どもへの虐待などへ連鎖する可能性もあります。

恋人・パートナー編のワンシーン(身体的暴力)

恋人・パートナー編のワンシーン(性的暴力)

動画のシリーズ化を実現し、全国の子どもたちに届けるための特設ページ

今後は、虐待やデートDVに続き、いじめ・体罰・性被害の啓発動画を制作して順次公開していく予定です。動画のシリーズ化を実現し、全国の子どもたちに動画を届けていくため、特設サイトでは、実際の動画の紹介や各動画を監修した専門家の声の紹介とともに、「ミーのなやみ」の取り組みの応援者、そして活用事例や感想を募集しています。

今後、動画の追加制作や、多くの子どもたちや学校・教育委員会に知ってもらうために、継続的な寄付や法人からのご支援も募っています。特設サイト内からもお申込みできますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。
https://3keys.jp/mee