最近のニュースでよく耳にする日本のこどもたちを取り巻く貧困、格差の問題。深刻だと言われる一方で、こう思う人もいるのではないでしょうか。「世界的に見て豊かな日本なのに、そんなに問題なの?」と。たしかに、発展途上国の貧困と同じではありません。ですが、私たちが何不自由なく暮らせるこの日本で、目をそらしたくなる現実も起こっているのです。
子どもの問題を考える連続セミナー「Child Issue Seminar」もいよいよ第10回目を迎えます。今回は3keysの活動の根幹である日本のこどもたちの貧困や格差問題について、現場で向き合うゲストをお呼びしトークセッションを行います。
いらっしゃるのは、児童養護施設「子供の家」施設長の早川悟司氏と、児童養護施設や自立援助ホームを退所した人たちの相談を行うアフターケア相談所「ゆずりは」所長の高橋亜美氏。そして、3keys代表の森山誉恵。
直接支援の現場の中で見えてきた貧困や格差の問題は、みなさんが思っている以上に深刻な問題かもしれません。子どもたちのためにできることを、一緒に考えてみませんか。
<開催概要>
◾️講師
早川 悟司氏(児童養護施設「子供の家」施設長)
高橋 亜美氏(アフターケア相談所「ゆずりは」所長)
森山 誉恵(NPO法人3keys・代表理事)
日時:2015年3月25日(水)19:10~21:15(開場18:45〜)
会場:日本マイクロソフト株式会社
(JR品川駅港南口よりスカイウェイにて徒歩3分、京浜急行品川駅より徒歩6分)
参加費:2,000円(高校生以下無料、グループ割引:3名様まで1名様分で参加可能)
定員:60名
申込方法:定員に達したため締め切らせていただきました。
※いただいた参加費の一部は、格差下の子どもたちへの支援を行う3keysの活動費として利用させていただいております。
※グループでの参加者は1人分の料金で参加いただけます。(1グループは3名まで)
※高校生以下の方は参加費無料となります。(受付にて学生証の提示が必要です)
<講演者>
早川 悟司(はやかわ さとし)
1969年生まれ。児童養護施設子供の家・施設長(社会福祉士)、東京都社会福祉協議会児童部会リービングケア委員会・副委員長、日本社会事業大学非常勤講師。飲食店勤務から、20代前半で一念発起して社会福祉の道へ。2つの児童養護施設での勤務など、児童養護施設に19年勤務
高橋 亜美(たかはし あみ)
2011年より児童養護施設や自立援助ホームを退所した人たちの相談所「ゆずりは」所長。大学卒業後、アルバイトをしながら海外を放浪。菓子製造販売やカフェ業務を経て、2002年に自立援助ホーム「あすなろ荘」での勤務開始。社会福祉の仕事に12年間携わる一方、1歳と10歳の子を持つ母でもある。
森山 誉恵(もりやま たかえ)
生活困窮家庭や児童養護施設などで暮らす子どもたちのサポートを行うNPO法人3keysの専従職員兼代表理事。大学時代から子どもの教育・福祉にまつわる活動を続けている。現代ビジネスで「いつか親になるために」を連載中!
Child Issue Seminar
イベント・講演