Child Issue Seminar、ついに最終回の第5回目を迎えました。
第1回目では、家族というテーマから、虐待や貧困の連鎖、社会的養護など、私たちが思い描く家庭・家族という姿がいかに絶対的でないかについて考えました。
第2回目では、地域というテーマから、地域社会がなくなりつつある中で、いかに家庭が社会から孤立しやすくなったかについて考えました。
第3回目では、企業というテーマから、一見、子どもと遠くに感じる企業が、子育てや家族という観点で重要な役割をになっているかについてや、その中でどのような働き方や、企業の在り方があるべきかについて考えました。
第4回目では、学校というテーマから、子どもたちの家庭の次に大きなコミュニティである学校で最低限保障されるべきことは何かについてや、学校が抱えている課題、その背景について考える会となります。(2月14日開催予定です)
そして最終回の第5回目は、年越し派遣村をはじめ民間としての反貧困の活動と、内閣府参与など官側としての活動の両方を行ってきた湯浅誠氏を講師として迎えます。社会全体というテーマから、社会的弱者が生まれず、すべての子どもたちが自立して幸せになっていくために、官・民それぞれがどのような役割を担い、何を優先しておこなうべきかについて考えます。
<開催概要>
日時:2014年3月23日(日)15:00~17:00(開場14:40〜)
会場:日比谷コンペンションホール(日比谷文化図書館内)
住所:千代田区日比谷公園1番4号(旧・都立日比谷図書館)
最寄り駅:内幸町駅・日比谷駅・霞が関駅・新橋駅など
参加費:2,000円
※高校生以下の方は参加費は無料です。(受付にて学生証の提示が必要です)
定員:200名
申込方法:定員に達したため締め切らせていただきました。
後援・協賛団体:
公益信託 オラクル有志の会ボランティア基金、NPO法人ファザーリング・ジャパン
NPO法人タイガーマスク基金、子育て応援とうきょう会議、日本マイクロソフト株式会社
<講演者>
湯浅 誠氏(ゆあさ まこと)
社会活動家。1990年代より野宿者(ホームレス)支援に携わる。2008~2009年年末年始の「年越し派遣村」では村長を務める。2009年から2012年まで通算2年間、内閣府参与を勤める。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。1969年生。東京都出身。著書に『反貧困』(岩波新書/2008年第14回平和・協同ジャーナリスト基金賞大賞、第8回大仏次郎論壇賞)、『どんとこい!貧困』(イーストプレス「よりみちパン!セ」シリーズ、2009年6月刊)、『ヒーローを待っていても世界は変わらない』(朝日新聞出版/2012年)など。
Child Issue Seminar
イベント・講演