虐待を受けていたり、育児放棄の状態にある子どもたちのなかには、それが虐待であることがわかっていない子どもも少なくありません。また、自分が悪いことをしたから怒られているのだと思い込んでしまう子もいます。3keysでは、深刻な状況になってしまう前に対処するために、「それは誰かに相談していいことなんだよ」と、子どもたちに伝えてあげる必要があると考え、動画の制作を進めてまいりました。
そして、それは子どもだけに限ったことではありません。私たち大人もそういった場面を見かけた時に、状況を理解して対処することで、悲しい事件や事故を減らすことができます。千葉県野田市の事件においては、子ども自身が勇気を出して助けを求めていたにもかかわらず、周囲の大人が助けてあげることができませんでした。
困難な状況に置かれた子どもたちがSOSを発信し、それを受け止める仕組み作りに向けて、私たち大人にできることを考えて邁進してまいりますので、日頃から3keysの活動を応援していただいているみなさまにも、ぜひご覧になっていただけると嬉しいです。