認定NPO法人3keys(スリーキーズ)
セーフティーネット作り プレスリリース 寄付・支援

READYFOR SDGs × ロート製薬の採択プロジェクトに選ばれ、クラウドファンディングを実施!

10代の子ども向けに悩みの相談先をまとめたポータルサイト「Mex(ミークス)」を運営する認定NPO法人3keys(スリーキーズ)は、2020年2月25日(火)~2020年5月22日(金)まで、『虐待や性被害。10代の悩みを受け止めるセーフティネット拡充へ』と題して、掲載する相談先の拡充や、認知度を高めるセミナーの開催などに必要な400万円を募るクラウドファンディングを開始いたしました。また、本プロジェクトはREADYFOR株式会社とロート製薬株式会社が実施する「READYFOR SDGs×ロート製薬」が掲げるテーマ「ヘルスケア領域における新しい挑戦」に合致するプロジェクトに採択され、目標金額の400万円に達した場合、同額の400万円がロート製薬からマッチングされます。

虐待やいじめなどの悩みを、これ以上一人で抱えてほしくないという思いで開設したMex(ミークス)。
10代の子どもの約10人に1人が利用。

孤独・虐待・いじめ・不登校・望まない妊娠・自殺願望など、深刻な悩みを誰にも相談できないまま、これ以上一人で抱えてほしくないという思いで、認定NPO法人3keys(スリーキーズ)は、2016年に「子どものための相談窓口」をひとつにまとめたポータルサイト「Mex(ミークス)」を立ち上げました。

Mex(ミークス)のトップ画面のイメージ

開設から3年間、孤立している子どもでも適切な機関にたどり着けるだけでなく、悩みの解消・相談のきっかけに役立つコラムや、虐待や暴力について正しい知識を身につけて自分を守るための啓発動画の配信などの様々な工夫を凝らし、2019年度の利用者は間もなく100万人を超えようとしています。

サイト利用者数の推移

4年間の運営を通して見えてきた「子どもたちが本当に求めているもの」

しかし、Mex(ミークス)のニーズがとても高いことを感じる一方、子どもたちのニーズと支援サービスのギャップが課題として見えてきました。 子どもたちの利用手段の多くはメールやLINEですが、支援側(特に行政サービス)は電話がメインとなっています。また、利用時間も部活等が終わった後の21時台が多いのに対して、それに応えられる支援機関は多くありません。他にも、住んでいるエリアによって相談窓口の受け皿も大幅に異なります。

時間帯別・相談件数の推移
都道府県別・対応状況

日本全国1,000万人の子どもたちのセーフティネットとなり、
頼る大人が周りにいない子どもが「ゼロ」になるように。

Mex(ミークス)に適切な窓口を掲載して繋ぐだけでなく、受け皿不足を解消するための動きもとっていく必要性も感じており、地方セミナーの開催、全国の支援機関向けのシンポジウム、支援機関の情報管理システム開発、利用状況の分析など、子どもたちが安心して利用できる体制作りのために、やるべきことがたくさんあります。

大阪で開催したセミナーの様子

そういった課題を改善し、全国の子どもたちがたらい回しにされず、安心して支援機関に繋がるプラットフォームを目指すため、2月25日からクラウドファンディングをスタートさせました。本プロジェクトは、READYFOR株式会社とロート製薬株式会社が実施する「READYFOR SDGs×ロート製薬」が掲げるテーマ「ヘルスケア領域における新しい挑戦」に合致するプロジェクトに採択され、目標金額の400万円に達した場合、同額の400万円がロート製薬からマッチングされるプロジェクトとなっています。

新たにスタートしたプロジェクト

子どもたちが、勇気を振り絞って出したその声を一つでも多く救い上げることができるように。そして、子どもたちがもう一度大人や社会を信用できるためにも、支援者側が提供しやすいものだけでなく、子どもたちが安心して利用できる体制作りを行い、日本全国1,000万人の子どもたちのセーフティネットとなり、頼る大人が周りにいない子どもが「ゼロ」を目指してまいります。
 

ロート製薬様からのコメント
大人たちが気づきにくい子どもたちの様々な悩みに対し、環境にあわせて寄り添いサポートすることで事態の深刻化が防げると感じています。未来を支える子どもたちにとって、健康に安心して暮らせる社会になることを願っています。


虐待や貧困などで頼れる人が周りにいない子どもたちを
サポートする活動へのご協力をお願いいたします。

控除の対象である寄付金のほか、ポイントや古本など様々な方法でご支援が可能です。

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