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コンテンツ作り プレスリリース

ミーのなやみの新シリーズ「先生編」に4動画を公開

子どもたちに虐待やいじめ、DVなどの正しい知識をつけてもらい、自らを責めないでよいこと、誰かに助けを求めてもよいことを伝える啓発アニメーション「ミーのなやみ」。これまでに「家族・親戚編」「恋人・パートナー編」「いじめ編」「性被害編」「バイト編」を公開してきましたが、この度、新シリーズ「先生編」に4つの動画を公開しました。

→ミーのなやみ「先生編」はこちら

子どもたちにとって、生活や人間関係の大部分を過ごす学校、そしてそこで指導をおこなう教職員はとても大きな存在です。そうした人たちによる虐待的行為は子どもたちに大きな影響を与えますが、 学校という閉鎖的な空間での加害行為はなかなか可視化されにくく、また、発達段階にある子どもたちが、正しい知識を教えてくれるはずの立場にある教職員に対して、その行為の正当性を判断するのは非常に難しいものです。

直接的・間接的な体罰を伝え、我慢しなくてもいいように

シリーズの前半では、なぐる・蹴るといった直接的な暴力だけでなく、特定の姿勢で居続けることを強要する、トイレに行かせないといった間接的に肉体的苦痛を与えるもの、また、体罰として定められてはいないけれど、体罰と同様に子どもたちへ大きな影響を与え得る暴言や、教員によるいじめの助⻑などを紹介しています。遅刻をしたから、先生の言うことを聞かなかったから、必要な成果をあげられなかったからといった理由から不当な扱いをされたときに、子どもたちが自分の過失によるものだからと考え、我慢し続けてしまうことのないよう、想定し得る幅広い状況を扱っています。

教員からの性被害は認識しづらい

シリーズの後半では、教職員等による性暴力について紹介します。子どもたちの教員に対する信頼の気持ちを利用した「グルーミング」を介しておこなわれる性暴力の多さを踏まえ、マッサージや指導の一環と称して加害行為に及ぶものや、悩み相談の中で加害行為に及ぶものなど、子どもたちが性被害を認識しづらく「気のせいかも」と感じてしまいがちなシーンを中心に紹介しています。さらに、今年4月に新たに施行された「教員による児童生徒性暴力防止法」によって新たに性暴力として裏付けされた、児童の裸や下着姿を撮影したり、性的な発言で羞恥心を与えたりといった内容も扱っています。 

各動画の最後では、解決のヒントの紹介や悩みに合う相談先への誘導をおこなうことで、子どもたちが悩みに気づいた時に、次の一歩へ繋がるきっかけを得られるようになっています。

大人も含め多くの人に知ってもらいたい

「ミーのなやみ」は子ども向けに制作していますが、子どもだけでなく、大人の方々にもぜひ知ってほしい内容を扱っています。1本1分程度の短い動画ですので、ぜひご覧ください。
啓発アニメーション「ミーのなやみ」シリーズは一人でも多くの子どもたちに見ていただきたいと考えており、動画の活用にあたって許可は必要ございません。学校現場や学習会、講演会などでぜひご活用ください。

※違法ソフトでのダウンロードはご遠慮ください。また動画や画像を編集して使用する際には事前のご連絡をお願いします。

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これらの動画は以下の団体のご支援をいただき作成しました(五十音順)

ウェスレー
戸田
日本フィランソロピック

    


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