社会福祉法人子どもの虐待防止センターが会員(子どもに関わる専門職や研究者、子どもの社会課題に関心のある一般の方)に向けて発行している機関誌「CAPニューズ」第127号に、ユースセンターに関する代表・森山の原稿が掲載されました。
3keysのユースセンターが、なぜ主に10代を対象とし「非交流型」をコンセプトにしているのかや、約2年間の運営を通してあらためて見えてきたこと、こうした場所の意義や必要性などについて、4ページに渡ってお伝えしています。
全国各地に様々な居場所がありますが、(3keysが運営するユースセンターの)最大の特徴は「非交流型・非プログラム型」であるということです。…(略)…子どもたちがわいわい集まって、様々な人と交流して、宿題を教えてもらって、という居場所のあり方が広がってきており、支援のイメージとして定着してきている中で、非常に異色な居場所であり、立ち上げ時にもその意味を理解してもらうことには大きな苦労がありました。最も多かった質問は「それで何の成果があるのか?」というものでした。理解者の少ない中でも、3keysで10年以上子どもへの支援活動をする中で感じていた、やはりこういった場所が必要なのではという思いを諦められず、「理解者が少ないならば、作ってみて、子どもたちの利用状況を見てみよう」そう思って、2021年、何件かの大口寄付を集め、クラウドファンディングも実施し、なんとか立ち上げに至りました。
社会福祉法人子どもの虐待防止センター機関紙「CAPニューズ」第127号(許可を得て掲載しています)
ご寄付・ご支援いただいている方々に毎月お送りしている「サポーター通信」の7月号からは全文をご覧いただけますので、ぜひお読みください。