3keysでは、日本の子どもたちを取り巻く環境の周知・改善を目的とした連続セミナー「Child Issue Seminar」を2013年より開催しています。
24回目となる今回は、10代の自傷行為がテーマです。
2023年の厚生労働省の資料によると、小中学生の19.6%(男子13%、女子27%)、高校生の15.3%(全日制14%、定時制・通信制19%)が自傷行為を経験しているという可能性が示されています。長年、依存症や自傷・自殺の研究に携わってこられた精神科医の松本俊彦先生に講演していただくとともに、代表の森山からは3keysの活動報告をおこないます。
いつもご支援いただいているみなさまに、活動について直接お伝えできる貴重な場でもあります。
ぜひ会場に足をお運びいただき、子どもたちの抱える課題や支援のあり方について、私たちと一緒に考えていただければと思います。
【第24回 Child Issue Seminar プログラム】
- 基調講演:松本俊彦(精神科医/国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター)
- 活動報告:森山誉恵(認定NPO法人3keys代表理事)
- トークイベント:松本俊彦 × 森山誉恵
【開催概要】
日 時:2024年1月9日(火) 14:30-17:00(開場14:00)
会 場:〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目2-2 日本財団 2階大会議室
【参加費】
1)会場参加 無料
2)アーカイブ配信 1,000円
3)任意寄付(1,000円、3,000円、5,000円、10,000円)
- 会場参加とアーカイブ配信はセットではありません。アーカイブ配信もご覧になる場合は、どちらもお申し込みください。
- アーカイブ配信は、開催日より2週間以内に配信予定です(期間限定)。後日、視聴用のURLをメールでお送りいたします。
- 1)2)のチケットに合わせ、任意寄付を受け付けます。当団体は支援者の皆さまのご寄付、助成金等で運営しております。ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。3keysに寄付をされた場合、寄付の税制優遇を受けることができます。2025年1月に領収書をお送りしますので、お申し込みフォームにご住所をご記載ください。
【登壇者プロフィール】
◆松本 俊彦(まつもと としひこ)
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター
精神保健研究所 薬物依存研究部 部長、同センター病院 薬物依存症センター センター長
1993年佐賀医科大学卒業。国立横浜病院精神科シニアレジデント、神奈川県立精神医療センター医師などを経て、現・国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所自殺予防総合対策センター自殺実態分析室長、同副センター長などを歴任。
<主著>
「自傷・自殺する子どもたち」(合同出版, 2014)
「アルコールとうつ、自殺~『死のトライアングル』を防ぐために」(岩波書店, 2014)
「自分を傷つけずにはいられない」(講談社, 2015)
「世界一やさしい依存症入門」(河出書房新社, 2021)