3keysでは、日本の子どもたちを取り巻く環境の周知・改善を目的とした連続セミナー「Child Issue Seminar」を2013年より開催しています。
第27回となる今回のテーマは「『問題を起こす力』のある思春期世代の心を読み解く」です。
2023年3月から2024年11月にかけては4回にわたり、子どもの心のケアに精通する専門家による思春期世代の特性・本質の理解や、官民学の有識者による思春期世代の居場所のあり方を考えるセミナーを開催。参加者の方から大きな反響をいただきました。今回は、思春期世代のセミナーの第5回目・最終章として開催させていただきます。
さまざまな生きづらさを抱える今どきの10代。大人はどのように向き合えばよいのでしょうか。
第27回「Child Issue Seminar」では、引き続き10代にスポットを当てた最終章として、「『問題を起こす力』のある思春期世代の心を読み解く」をテーマに取り上げ、発達心理学を専門とする北海道大学の加藤弘通先生に基調講演をいただきます。
思春期世代の教育や福祉などの支援に関わる方々や思春期世代のお子さんを持つ親御さん、先生方など、多くの方々のご参加を心よりお待ちしています。
【第27回 Child Issue Seminar プログラム】
*基調講演
加藤 弘通氏(かとうひろみち)
北海道大学大学院教育学研究院・准教授、公認心理師、臨床心理士
専門は発達心理学で、いじめや非行といった思春期の「問題」について研究。
著書:子どもの発達が気になったら はじめに読む発達心理・発達相談の本(ナツメ社)
不登校、いじめ、自傷行為、親や大人への反発に加え、近年はSNSにまつわるトラブルやトー横など、思春期世代は親や大人から見て問題行動が増えてくる時期でもあります。赤ちゃんや子ども時代を経て、「問題を起こす力」がついた、子どもと大人の間の思春期世代をどのように理解し、難しくて複雑な彼らの心を読み解くのか、思春期世代と学校の在り方についての様々なデータや調査結果を踏まえてお話いただきます。
また、こども家庭庁発足以降、あらゆる行政や支援現場で「こどもの声を聞く」ということがうたわれ始めましたが、思春期世代の複雑な声をどのように聞けばよいかについてもお話いただきます。
【開催概要】
日 時:2025年2月19日(水) 14:00~17:00(開場13:30)
会 場:丸の内トラストタワーN館19階 fabbit会議室 丸の内 カンファレンスルームC(東京都千代田区丸の内1-8-1)
定 員:先着50名
【参加費】
1)会場参加 無料
2)アーカイブ配信 1,000円
3)任意寄付(1,000円、3,000円、5,000円、10,000円)
- 1名ずつでのお申し込みをお願い致します。
- 会場参加・動画視聴・任意寄付はいずれもセットではありません。お手数ですがご希望される項目ごとにお申し込みをお願い致します。
- アーカイブ配信は3月13日頃をめどに視聴用URLをご案内いたします。
- 1)2)のチケットに合わせ、任意寄付を受け付けます。当団体は支援者の皆さまのご寄付、助成金等で運営しております。ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。3keysに寄付をされた場合、寄付の税制優遇を受けることができます。2026年1月に領収書をお送りしますので、お申し込みフォームにご住所をご記載ください。