「白書‐日本の子どもたちの今」に新たに2つの記事を公開しました。 今回はあまり知られていない、 外国人の子どもを取り巻く状況とスクールカウンセラーなどの現状について取り上げました。
3keysでは、 支援の現場で見えてきた子どもたちの格差・貧困・社会保障などの現状を社会に伝え、 問題を生み出している課題解決への取り組みとして2021年5月に子どもたちを取り巻くさまざまな課題について、 データや事実に基づいた子どもたちの現状を適切に伝えるサイト「白書‐日本の子どもたちの今」を立ち上げ、 運営していますが、 今回新たに2つの記事を公開しました。
1. 「スクールカウンセラーとは?~増加する教員以外の専門家の役割と現状」
学校で子どもたちのさまざまな相談にのるスクールカウンセラー、 「学校保健統計調査」によればスクールカウンセラーを配置している学校数は着実に増えてきていますが、 中学校を除くと配置状況は週4時間未満がほとんどです。 学校内で起こる問題の解決を教員だけに任せずにどう対応していくか、 の議論が求められています。
▶スクールカウンセラーとは?~増加する教員以外の専門家の役割と現状
https://3keys.jp/issue/b03/
2. 「外国人の子どもは学校に行けてない?~2万人が不就学の可能性」
文部科学省が初めて実施した「外国人の子どもの就学状況等調査」の結果では約2万人の子どもたちが「不就学の可能性がある」ことがわかりました。 また、 就学についてのサポートも不十分であることも浮き彫りとなっています。 普段取り上げられることの少ない外国人の子どもたちを取り巻く現状、 課題を明らかにします。
▶外国人の子どもは学校に行けてない?~2万人が不就学の可能性
https://3keys.jp/issue/b04/
「白書‐日本の子どもたちの今」で公開済の記事
●虐待
▶そもそも虐待って何?~知っておきたい「コトバ」の課題
https://3keys.jp/issue/a01/
▶日本で虐待ってどれくらいあるの?~「虐待死」統計の3倍以上ある可能性も
https://3keys.jp/issue/a02/
▶誰が、 どんな虐待をしている?~顕在化する「面前DV」と心理虐待
https://3keys.jp/issue/a03/
▶虐待が子どもに及ぼす長期的な影響とは?~「健全な成長」を奪われるハンディキャップ
https://3keys.jp/issue/a04/
●いじめ・不登校
▶不登校やいじめはどれくらいある?~文部科学省の資料では見えない実態
https://3keys.jp/issue/b01/
▶先生や学校が子どもたちに寄り添うのは難しい?
https://3keys.jp/issue/b02/
以下、 順次公開予定
●貧困・教育
●性被害
●自殺